
【酸化防止剤無添加】青森県産スチューベン無ろ過2022
北の大地から生まれた唯一無二の味わい
赤リンゴの蜜や熟した洋ナシの香り、スパイシーさや渋みと厚みを持った赤ワインに仕上がりました。産地は青森。本州では最も収穫時期が遅く11月末~12月初め。十分に完熟をし、糖度も大変に高く収穫をされました。
ぶどうに付着した野生酵母による自然発酵。清澄剤の使用なし、 無ろ過、酸化防止剤無添加です。
真っ黒に色づいたスチューベンは青森県五所川原生まれ。2022年9月28日収穫仕込み。毎年決まって糖度20度を超えてくるぶどうは国内のぶどうではそうはなく、それが青森のスチューベンです。2022年は21度の糖分があり、補糖なく10.6度のアルコールを生成しました。
深川ワイナリー東京醸造長 上野浩輔
チェリーのリキュールや椿に、おいしいポン酢の香り。冷涼地で晩熟のブドウを育てることで複雑さがきちんと閉じ込められ、それを上野さんが引き出しきったからこそ、中間から広がる旨みの密度感が感じられます。「果皮と種子由来の複雑な渋み、しっかりとした酸」というこのブドウが持つ欠点にもなりうる特徴が、きちんと旨みにメリハリをもたらす美点となって、近年稀に見る完成度の高いワインに。鶏のバルサミコのソテーや、ポン酢を使った水炊きなどと合わせてみたい。
ワインショップ市松屋バイヤー
スチューベンぶどうの紹介
スチューベン生産量日本一を誇る青森県より頂く糖度の高い冬ぶどうです。
スチューベンはニューヨークの農業試験場が「ウェイン」と「シュリンダン」という品種を交配し育成したのが始まりで、ニューヨークと緯度が同じで気候が似ていることから、津軽地方で作られるようになりました。
この流れを受けているのがシャインマスカットです。
・スチューベンの生産量日本1位は、青森県です。(余談ですが、2位:秋田・3位山形)青森がスチューベンの72%・秋田が12%・山形が9%です。
スチューベンの生産量:380t(青森:260t・秋田:43t・山形:35t・その他)
・スチューベンは、アメリカのニューヨーク生まれです。日本で約70年の栽培歴史が有ります。緯度的に青森が同緯度の為に生育環境が適合した。
